2022年3月29日

雇調金の不正受給が32億円!

厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症による手厚い措置で支給していた雇用調整助成金について、不正が261件、32億円に達しているとしています。

①架空の従業員を使う②休業の実態がない③休業手当の支払いがない、等のケースが多いようです。

また、不正受給の報道を見た労働者からの内部通報も増えているとのことです。

そもそも手続きを簡略化したことで、このような事態になるのは想像ができました。

これは氷山の一角と思われますので、今後は十分な対策をとってもらいたいと思います。

~大阪の社会保険労務士 社労士・くぼた労務行政事務所より~

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